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「デュビアって本当に臭くないの?」「飼い始めてから部屋が何となく臭う気がする…」——そんな悩みを抱えている方は、ぜひこの記事を読んでください。デュビアはコオロギと比べると臭いが少ないと言われていますが、管理方法を間違えると確実に臭います。爬虫類や両生類の餌として自家繁殖させているオーナーにとって、臭い問題は避けて通れないテーマです。この記事では、デュビア飼育歴5年以上の実体験をもとに、臭いが発生する本当の原因と、実際に効果があった臭い対策5選を整理します。正しい知識と習慣を身につければ、臭いのストレスなく快適にデュビアを育てることができます。「臭いが心配でデュビア飼育に踏み出せない」という初心者の方にも役立つ内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
「デュビアの繁殖、思った通り増えない…」「いい餌のあげ方を知りたい」──そんなあなたへ。本記事は、デュビア繁殖歴5年の実体験と失敗例をもとに、本当に再現性のある方法だけを徹底解説します。読了後、あなたのコロニーは数ヶ月以内に確実に増えるはずです。
デュビア飼育の全体像を知りたい方はデュビアカテゴリ一覧もどうぞ。
デュビアは「臭くない」は本当か?実態を正直に伝える
デュビアは爬虫類飼育コミュニティの中で「コオロギよりも臭いが少ない」という評判が広まっています。この評判は正しい部分もありますが、そのまま信じると痛い目を見ます。
確かに、コオロギ特有のアンモニア臭や刺激的な鳴き声による不快感は、デュビアにはありません。しかし「臭いがない」わけではなく、デュビア固有の臭いは確実に存在します。フンの蓄積臭、腐った餌の発酵臭、湿気から来るカビっぽい臭い——これらが複合すると、ケージに近づいた瞬間に「何かある」と感じるレベルになります。
特に気温が上がる夏場は要注意です。気温と湿度が上がることで臭いが急激に悪化するため、夏前から対策を強化しておくことが重要です。一方で、適切な環境管理と掃除ルーティンを徹底すれば、デュビアの臭いはほぼゼロに抑えることができます。「臭い問題でデュビア飼育をあきらめた」という話を聞くことがありますが、それは非常にもったいないことです。正しい対処法を知れば、臭いは完全にコントロールできます。
コオロギ・レッドローチとの臭い比較
餌昆虫の臭いを比較すると以下のようになります。デュビアがいかに管理しやすいかがわかります。
| 種類 | 臭いの強さ | 臭いの特徴 | 管理の難易度 |
|---|---|---|---|
| コオロギ | ★★★★★ | アンモニア臭・刺激的な独特の臭い | 高い |
| レッドローチ | ★★★☆☆ | ゴキブリ特有の臭い・フン臭 | 中程度 |
| デュビア | ★★☆☆☆ | フン臭・発酵臭(適切管理でほぼゼロ) | 低い |
| ミルワーム | ★★☆☆☆ | ぬか床のような発酵臭 | 低い |
デュビアは餌昆虫の中でも管理しやすく、臭いが少ない部類です。適切な環境を整えれば、室内での飼育も十分可能です。コオロギ飼育で臭いに悩んでいた方がデュビアに切り替えると、その差に驚くことが多いです。
ただし、比較表のデュビアの評価「★★☆☆☆」はあくまでも適切に管理した場合の話です。管理をサボると★4〜5クラスの臭いに化けます。実際に僕も飼い始めて最初の3ヶ月は管理が甘く、「何か腐ってる?」とよく家族に言われていました。あの頃の失敗談を後のセクションで詳しく話しますね。
デュビアが臭くなる3つの主な原因
「なぜ臭くなるのか」を理解することが、効果的な対策への第一歩です。原因を知らないまま消臭スプレーを使っても、臭いは一時的にごまかせるだけで根本解決にはなりません。デュビアの臭いには、ほぼ共通した3つの大きな原因があります。
原因1:フン(糞)の蓄積
デュビアの臭いの原因として最も大きいのが、フンの蓄積です。デュビアは数十〜数百匹単位で飼育することが多いため、フンの量も相当なものになります。1日放置するだけでも底材にかなりの量が積み重なります。
フンそのものの臭いもありますが、フンが湿気を吸うことで微生物が増殖し、発酵・分解が進むとさらに強烈な臭いを発するようになります。「なんとなく臭う」と感じ始めたら、まずフンの蓄積状態を確認してください。フンの掃除は臭い対策の中でも最優先事項です。
「毎日掃除するのは大変」と感じるかもしれませんが、後述する「10分掃除ルーティン」を使えばそれほど負担にはなりません。要点を押さえた効率的な掃除法を身につけることが大切です。
具体的にどれくらいフンが出るかというと、成虫100匹のコロニーで1日あたり小さじ1〜2杯分ほどのフンが発生します。これを3日放置すると、底材の表面がフンで覆われた状態になります。夏場(気温28℃以上)だと、この状態から一気に発酵が進み、5日目には部屋全体に臭いが広がることも珍しくありません。
原因2:餌の腐敗・放置
デュビアに与えた餌(野菜・果物・ペレット等)を食べ残したまま放置すると、腐敗が始まり強烈な悪臭を発生させます。特に水分の多い野菜や果物は腐りやすく、夏場は翌日にはすでに腐り始めていることもあります。
野菜くずを与えること自体は問題ありませんが、24〜48時間以内に取り除くことが原則です。水分補給によくキャベツやニンジンが使われますが、これらも放置すると強烈な腐敗臭を発します。「餌をあげたまま2〜3日放置」というのが、臭いが急に悪化する典型的なパターンです。
臭いが特に気になる場合、餌の種類を見直すことも有効です。水分の多い生野菜から、ラビットフードのような乾燥ペレットに切り替えることで、腐敗による臭いをほぼゼロにできます。
腐敗の速さは温度に大きく左右されます。25℃の環境だとキャベツは約48時間で腐敗臭が出始めますが、32℃を超えると12〜18時間で同じ状態になります。夏は「明日取れば大丈夫」という感覚が命取りになるので、餌やりのたびに前回の残りを撤去するクセをつけておくのが一番です。
原因3:湿度が高すぎる環境
デュビアの飼育適正湿度は40〜60%程度です。これを大幅に超えると、ケージ内が多湿になり、フンや餌の腐敗が加速します。また、カビが発生しやすくなり、カビ由来の不快な臭いも加わります。
湿度が上がりやすい原因として、水分の多い餌・通気性の悪いケージ・掃除頻度の低さが挙げられます。これらが重なると、ケージ内が一種の発酵タンクのようになってしまいます。逆に言えば、湿度をコントロールするだけで臭いを大幅に軽減できます。ケージの通気性を上げ、餌の水分量を管理することが重要なポイントです。
湿度管理の目安として、ケージ内に小型のデジタル温湿度計を1台設置することをおすすめします。500〜1,000円程度のもので十分で、リアルタイムで湿度を確認できます。湿度が65%を超えてきたら通気の見直しサインです。70%以上が続くと、カビが目に見える形でシェルターや底材に発生し始めます。
実践して効果があった臭い対策5選
ここからは実際に試して効果があった対策を5つ紹介します。どれか1つを実践するだけでも改善を実感できますが、組み合わせることでさらに大きな効果が期待できます。
対策1:毎日10分の「掃除ルーティン」を導入する
臭い対策の基本中の基本は、こまめな掃除です。「毎日掃除するのは無理」という方も多いですが、要点を押さえれば1日10分以内で完了できます。
具体的な毎日のルーティンは以下の通りです。
- 底材の表面をふるいにかけてフンを取り除く(約5分)
- 食べ残した餌を確認し、傷んでいるものを撤去する(約2分)
- ケージ内壁の汚れを軽く拭き取る(約3分)
週に1回は底材を全交換し、ケージを丸洗いします。フンが少量でも毎日取り除くことで、発酵・分解が進む前に処理できるため、臭いの発生を根本から抑えられます。「毎日は無理」という方は最低でも2日に1回は実施してください。3日以上放置すると急速に臭いが強くなります。
掃除を習慣化するコツは、「デュビアのケージの掃除」を既存のルーティン(朝食後・爬虫類の世話のついで)とセットにして覚えることです。単体で習慣にしようとするより、既存の行動に紐付ける方が継続しやすくなります。
僕がやっているのは、レオパの給餌タイミングとデュビアの掃除を同じ日に合わせることです。レオパにデュビアを与えるついでにケージを確認して掃除する——これだけで「掃除を忘れる」ことがほとんどなくなりました。ふるいは100均のステンレスザルで代用できるので、初期コストもほぼかかりません。
対策2:通気性を最優先にしたケージ環境を作る
デュビア飼育には通気性の高いケージが必須です。密閉性の高い水槽タイプや衣装ケースをそのまま使うと、湿気や臭いがこもりやすくなります。
おすすめの通気対策は以下の通りです。
- ケージの蓋をメッシュ素材(ステンレスメッシュ・虫除けネット等)に交換する
- 衣装ケースを使う場合はドリルで複数の通気穴を開ける(直径5〜8mm、30〜50箇所程度)
- 側面にも通気孔を設けて上下の空気循環を作る
- 活性炭フィルターを蓋付近に設置して排出される空気を浄化する
活性炭フィルターは消臭効果が高く、ケージから出る臭いを大幅に軽減してくれます。ただし定期的な交換(目安は1〜2ヶ月に1回)が必要です。交換を忘れると効果がなくなるため、カレンダーや家計簿アプリでリマインダーを設定しておくと便利です。
なお、通気性を上げる際には脱走対策も同時に考える必要があります。デュビアが逃げない!脱走対策完全ガイド|飼育環境の作り方と捕獲法まとめも参考に、通気性を確保しながら脱走を防ぐ設計を意識してください。メッシュの目が粗すぎると小さい個体が逃げ出すことがあります。
衣装ケースに通気穴を開ける場合、穴の位置は「蓋の中央部」と「側面の上から1/4あたり」が効果的です。熱気と湿気は上に溜まりやすいため、上部に穴を集中させることで効率よく換気できます。下部に穴を開けると脱走リスクが高まるので注意してください。
対策3:底材を「新聞紙+活性炭」のハイブリッド構成に変える
底材の選択は臭い対策に大きく影響します。よく使われる底材とその特性を比較してみましょう。
| 底材の種類 | 消臭効果 | コスト | 交換頻度の目安 |
|---|---|---|---|
| 新聞紙のみ | △(フン吸収は可・消臭は弱い) | ◎(ほぼ無料) | 毎日〜2日に1回 |
| ヤシガラ土 | ○(保湿性高いが湿りすぎに注意) | △(定期購入が必要) | 週1〜2回 |
| 活性炭シートのみ | ◎(強力な消臭効果) | △(やや高め) | 2〜4週に1回 |
| 新聞紙+活性炭(ハイブリッド) | ◎(両方の効果を発揮) | ○(コスト抑えめ) | 新聞紙:毎日/活性炭:2〜4週に1回 |
最もコスパが良く効果が高いのが、新聞紙と活性炭シートを組み合わせたハイブリッド構成です。ケージの一番下に活性炭シートを敷き、その上に新聞紙を重ねます。新聞紙はフンを吸着・固定する役割を担い、活性炭シートは臭いを分子レベルで吸着します。
新聞紙は毎日ふるいにかけてフンを除去しながら使い、完全に汚れたら交換します。活性炭シートは2〜4週に1回交換することで、経済的に消臭効果を維持できます。新聞紙は無料で手に入ることが多く、ランニングコストを大幅に抑えられます。
活性炭シートはホームセンターや通販で「水槽用活性炭マット」として購入できます。ケージのサイズに合わせてカットして使えるため、サイズの調整も簡単です。コスト目安は30×30cmシートで200〜400円程度。コロニーが大きくなっても月に500〜800円程度の消耗品コストで済むため、長期的に見てもお財布に優しい選択です。
ヤシガラ土を試したこともありましたが、湿度が高い時期に使うとケージ内の湿度が跳ね上がり、かえって臭いが悪化しました。乾燥した季節には問題ないのですが、梅雨〜夏は避けた方が無難です。季節によって底材を使い分けるのも一つの手です。
対策4:餌を「ラビットフード」に統一する
デュビアの餌選びも臭い対策に直結します。生野菜や果物は栄養価が高い反面、腐りやすく臭いの原因になります。特に水分の多いレタス・トマト・イチゴなどは注意が必要です。
臭いを抑えたい場合、ラビットフード(ペレット)を主食にすることを強くおすすめします。ラビットフードは乾燥していてカビにくく、食べ残しても腐敗が遅いため臭いの発生を大幅に抑えられます。また栄養バランスが優れているため、デュビアのガットローディング(餌の栄養強化)にも最適です。
ラビットフードに切り替えることで、多くの飼育者が「明らかに臭いが減った」と実感しています。水分補給はキャベツやニンジンを少量・定期的に与え、食べ残しは24時間以内に撤去するルールを徹底しましょう。
デュビアの栄養を充実させることは、爬虫類・両生類の健康にも直結します。カルシウム不足はMBD(代謝性骨疾患)などの深刻な病気につながるため、クレステッドゲッコーの病気と症状|MBD・脱皮不全の対処法も参考にしながら、ガットローディングを意識してください。
ラビットフードを選ぶ際のポイントは「チモシー(牧草)ベースのもの」を選ぶことです。アルファルファベースの製品はたんぱく質が多く、デュビアの発育には良いのですが、粉砕されると若干発酵臭が出やすい傾向があります。チモシーベースなら臭いがほとんど気にならず、食べ残しても2〜3日は問題ありません。
僕が使っているのはGEXの「うさぎのすっきりごはん」シリーズです。安価で入手しやすく、デュビアの食いつきも良好。100匹規模のコロニーで月に1袋(500g程度)使うかどうかというペースなので、コスパも悪くないです。
対策5:「消臭スプレー」より「こまめな通気」が正解
臭いが気になるとき、手軽な解決策として消臭スプレーに頼りたくなる気持ちはわかります。しかし、消臭スプレーはあくまで「臭いのごまかし」であり、根本的な解決にはなりません。
それどころか、スプレーの成分によってはデュビアに悪影響を与える可能性があります。特にアルコール系・強い芳香成分を含む消臭スプレーはデュビアへのダメージが心配されるため、ケージ周辺での使用は控えましょう。
本当に効果的な「消臭」は、臭いの発生源を断つことです。具体的には次の3点を意識してください。
- ケージの位置を見直す:部屋の隅や締め切った空間に置くのではなく、空気の流れがある場所に設置する。窓の近くや換気扇の近くが理想的。
- 小型扇風機やサーキュレーターを活用する:ケージ周辺の空気を積極的に循環させることで、臭いが部屋全体に広がりにくくなる。
- 部屋の換気を習慣化する:1日2回、1回10分程度の換気だけでも臭いの蓄積を大幅に防げる。
もしどうしても消臭アイテムを使いたい場合は、ケージの近くに「重曹」を小皿に入れて置くのが安全です。重曹は天然成分で、デュビアへの影響はほとんどなく、一定の消臭効果があります。芳香剤の代わりにコーヒーかすを使う方法もあり、臭いを吸着する効果があります。どちらも数日で効果が薄れるので、週1回程度の交換が目安です。
リクの失敗談:臭いが最悪だった時期とそこから学んだこと
正直に言います。デュビアを飼い始めて最初の半年間、僕のケージは本当に臭かった。家族から「何あれ、腐ってるんじゃないの」と言われたことが何度もありました。当時はコオロギを飼っていた経験から「デュビアはコオロギより楽なはず」と油断していたのが失敗の原因でした。
特にひどかったのが、飼い始めて3ヶ月目の夏。成虫50匹ほどのコロニーを100均の衣装ケースで管理していたのですが、蓋に穴を数個開けただけで通気が全然足りていませんでした。しかも餌はキャベツとニンジンを3日おきに交換するだけ。フンの掃除は週1回程度という管理で運用していました。
7月の終わりに出張から2日ほど家を空けたとき、帰宅した瞬間に玄関から臭いがしました。リビングに入ると、ケージのある棚の周辺が明らかに発酵臭。開けてみたら底材がしっとりと湿っていて、半分以上が黒ずんでいる状態。キャベツも完全に溶けかけていました。その日は丸洗いして底材を全交換しましたが、ケージ自体についた臭いが2〜3日取れませんでした。
この失敗から学んだのは「デュビアは放置すると臭くなる」という当然の事実です。「コオロギより楽」というのは正しいのですが、「管理不要」という意味ではありません。デュビアの「楽さ」は、正しく管理したときに発揮されるものです。
この失敗後に見直したのが以下の3点でした。
- 衣装ケースの蓋を全面メッシュに交換(ドリルで穴を多数開け、内側から防虫ネットを貼り付け)
- 餌をラビットフードに切り替えて、野菜は週2回少量だけ与えるルールに変更
- 毎朝のデュビア掃除をレオパの世話と同じタイミングに合わせて習慣化
これだけで、翌週には臭いがほぼ気にならないレベルまで改善しました。掃除の手間も増えたわけではなく、むしろ毎日少しずつ掃除するほうが1回あたりの作業量は少なくてラクでした。「週1の大掃除」より「毎日の小掃除」のほうが、結果として効率が良かったんです。
デュビア飼育でよくある「臭い関連の失敗」まとめ
自分の失敗も含め、デュビア飼育者がよくやりがちな臭いにまつわる失敗をまとめました。「あるある」と感じる項目があれば、今すぐ改善しましょう。
失敗①:水分補給のために水皿を設置した
「デュビアにも水が必要では?」と思って水皿を設置する方がいますが、これはケージ内の湿度を急上昇させる原因になります。デュビアは水分が多い食材(野菜・果物)から十分な水分を得られるため、水皿は不要です。水皿を撤去するだけで湿度が安定し、臭いが改善したケースは非常に多いです。
失敗②:シェルターを洗わずに使い続けた
卵パックや段ボールをシェルターとして使っている方は多いですが、これらは消耗品です。フンや汚れが染み込んで臭いの発生源になることがあります。2〜3週に1回は全部交換するのが理想です。洗えるプラスチック製シェルターを使う場合は、週1回の丸洗いを習慣化しましょう。
失敗③:死骸を見逃した
デュビアのコロニーでは自然死した個体が出ることがあります。この死骸を放置すると、急速に腐敗して強烈な臭いを発します。死骸の臭いはフンや餌の腐敗臭とは異なり、非常に不快で一度嗅ぐと忘れられないレベルです。掃除の際は死骸がないか必ず確認してください。特に底材の深い部分や、シェルターの隙間に入り込んでいることが多いです。
失敗④:梅雨〜夏の管理を年中同じにしてしまった
デュビアの管理は季節によって変える必要があります。春・秋は週1〜2回の餌交換と掃除で十分でも、梅雨〜夏は毎日の掃除と餌交換が必要になります。「冬は問題なかったから」と夏も同じペースで管理すると、気温上昇とともに急に臭いが悪化します。6月頃から管理ペースを意識的に上げるようにしてください。
失敗⑤:コロニーが増えてもケージを変えなかった
最初は50匹で始めたコロニーが、繁殖によって200〜300匹規模になることはよくあります。個体数が増えれば当然フンの量も増えますが、ケージのサイズや管理頻度を変えずにいると、一気に臭いが悪化します。個体数が倍になったら、掃除の頻度も倍にするか、ケージを分割することを検討してください。コロニーの規模に合った環境づくりが大切です。
まとめ:デュビアの臭い問題は「習慣」で解決できる
デュビアの臭い問題は、特別な装置や高価なアイテムがなくても解決できます。必要なのは正しい知識と日々の習慣です。
今回紹介した対策をまとめると、次のようになります。
- フンの掃除は毎日10分でOK。既存のルーティンと合わせて習慣化する
- 通気性はケージ設計の最優先事項。衣装ケースなら穴を多めに開ける
- 底材は新聞紙+活性炭シートのハイブリッドが最もコスパが良い
- 餌はラビットフードを主食に。生野菜は少量・こまめに撤去
- 消臭スプレーに頼らず、換気と空気の循環で根本対策する
デュビアの臭い対策は「やることを減らす」のではなく「やることを小さく・こまめにする」という考え方がポイントです。放置してからの大掃除より、毎日の小さな手入れのほうがはるかに楽で効果的です。
最初は「毎日掃除なんて無理」と感じるかもしれません。でも実際にやってみると、10分もかからず終わることがほとんど。それよりも「たまに臭いが悪化して大掃除する」ほうが、精神的にも時間的にも負担が大きいです。
デュビアは適切に管理すれば、臭いも少なく、コオロギよりずっと飼育しやすい優秀な餌虫です。この記事をきっかけに、デュビア飼育の「臭い問題」を乗り越えてもらえたら嬉しいです。何か疑問があればぜひコメントで教えてください。
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